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お客様の声

株式会社ベネッセコーポレーション 様

「たまひよ」

「プロクルコンテンツ」を2018年2月からご利用いただいている、株式会社ベネッセコーポレーションのKids&Family事業本部 たまひよ事業部 メディアビジネス課 課長の石原竜也様に「プロクルコンテンツ」をご利用いただいての率直な感想や、導入前後でサイト運営に変化があったのかどうかなどについてうかがいました。

株式会社ベネッセコーポレーション様が運営するオウンドメディア「たまひよ(https://st.benesse.ne.jp/)」では毎月300本程度の記事が公開されますが、そのうちの20~30記事程度をエンファクトリーの「プロクルコンテンツ」にご依頼いただいています。

――まずは、オウンドメディア「たまひよ」はどのようなサイトか教えていただけますか?

石原様:主に、妊活・妊娠中・出産直後・育児中のママをメインターゲットとし、記事を通じてさまざまな悩みの解決や心のケアができるサイトを目指しています。

掲載している記事のカテゴリーは大きく3つに分かれており「1:妊活」「2:妊娠・出産」「3:子育て・育児」というイメージです。

――「たまひよ」といえば雑誌のイメージが強いですが、オウンドメディアを運営している目的は何ですか?

石原様:妊娠・出産・育児を取り扱う雑誌として「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を長年出版していることもあり、ありがたいことに多くの方に知っていただいています。

しかし、近年紙媒体からデジタル媒体への移行が著しいため、雑誌だけでは足りないかもしれないという危機感がありました。

特に最近のママたちは雑誌ではなくスマートフォンで情報を得ることも多いため、デジタルメディアで接点を持っておかないと忘れられてしまうのでは、という懸念もありました。

――「プロクルコンテンツ」をご利用いただくきっかけはどのようなことでしたか?

石原様:先ほどのお話のように、雑誌からデジタルへの移行が課題としてありました。しかし、どうすればいいのかわからなくて困っていて。

雑誌という紙媒体のノウハウはありますが、デジタルになると力を入れる箇所や進め方などが全く異なるのです。さらに、毎日のように大量の記事を作り続けなければいけないことも人的リソース面で難しいと感じていました。

そんなときにエンファクトリーを紹介してもらい、専門家コンテンツ制作の導入を決めました。

――実際に「プロクルコンテンツ」を導入いただき、いかがでしたか?

石原様:とにかく早い、そして無駄がないのがいいですね。「スピード・ボリューム・質」どれも申し分ないのがうれしい。

弊社では少人数でオウンドメディア運営を行なっているため、多数の専門家さんと個別にやりとりをするのは大変です。

しかし、エンファクトリーに依頼すれば、それぞれの記事の進捗状況の管理はもちろん「今月はこんなテーマの記事をこのくらい作ってほしいです」というざっくりとした依頼でも企画の提案から納品まで一括しておこなってくれますから、ありがたいです。

少人数で大量の記事をスムーズに管理できる、“抜け・漏れ”のない管理方法を徹底されているので、費用対効果は抜群です。

――オウンドメディア「たまひよ」に毎月公開される記事約300本はどのように制作されていますか?

石原様:大半は紙媒体制作チームがおこなっていますが、これまで雑誌では取り扱ってこなかった分野を「プロクルコンテンツ」に依頼しています。

我々では専門外だけど、ターゲットのママたちからはニーズのある記事の執筆を「テキトーな誰か」ではなく、知見をもった「専門家」が執筆してくれることは“たまひよブランド”を守ることにもつながっていると思いますね。

――「専門外のこれまで雑誌では取り扱ってこなかった分野」とは具体的にはどのような部分でしょうか?

石原様:「ママが気になっていること」です。子育て中のママも1人の女性。子育て以外にも、体型維持のエクササイズや美容・ファッション、収納術、夫婦関係にも興味があるはずです。

ページ数が限られている雑誌ではこれまで優先順位が低く取り扱うことができなかったのですが、「たまひよ」サイトでは幅広く取り扱うことができますので、より多くのママたちの興味関心に応えるためにこれらを掲載しています。

https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=24656

――オウンドメディアを運営するにあたってKPIなどは定めていらっしゃいますか?

石原様:具体的数字は申し上げられないのですが、大まかな目安としては年間出産される約90万人のママ全員に見にきてもらえるメディアに成長させられたらいいなと考えています。

――「プロクルコンテンツ」導入後、メディアの実績としてはいかがでしたか?

石原様:まず、PV数が上がりました。エンファクトリーのご担当者様だけでなく専門家さんから企画の提案をいただくこともありますが、我々が企画するだけでは到底できないであろう専門家ならではの視点が盛り込まれた記事は質も良く、結果的に多くのユーザーに読まれています。

さらに、雑誌は「妊活中~1歳未満のお子様を持つママ」がターゲットですが、オウンドメディアでは1歳以上のママたち向けの記事も多数掲載しておりますので、オウンドメディアで目指していた、雑誌ではなかなか接点を持つことができなかった層へのアプローチができました。

https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=19372

――今後、「もっとこうしてほしいな」と望むことや改善したいと考えていることはありますか?

石原様:1年近く依頼をしてきて互いに信頼関係が構築できてきたこともあり、コンスタントに良い記事を作れていると感じています。

「たまひよ」はスマートニュースやYahoo!ニュースにも転載していますので、そこで“バズる”ような...さらに読まれる「読者に刺さる」記事を一緒に作っていけたらいいなと思いますね。

そのためには弊社からもPV数の共有をしたり、「この記事はすごくPV数が良かったから、この記事を応用して今度はこんな記事を」といったように、コミュニケーションを密にしていけたらうれしいです。

――ありがとうございました!引き続きよろしくお願い致します!

取材/松本果歩