オウンドメディア運営を効率化するツールとは?選び方のポイント

オウンドメディア

オウンドメディアの制作は、けっして一朝一夕でできるものではありません。コンテンツ制作、競合分析、サイトメンテナンスなど、多角的にオウンドメディアを運用していく必要があり、ある程度のトラフィックを獲得するまでに、長い歳月を要します。

ただし、オウンドメディア運用における制作プロセスにおいてツールなどを活用して効率化することは可能です。今回は、オウンドメディアで重要な3つの制作プロセス、「コンテンツ制作」「順位分析・アクセス解析」「サイトメンテナンス・記事更新」を効率化するツールの紹介と、その選び方について解説します。

オウンドメディアで効率化を考えたい3つのポイント

まず、オウンドメディアで効率化を考えるときに大切な3つの制作プロセスについておさらいします。

コンテンツ制作

オウンドメディアの生命線ともいえるのがコンテンツです。良質なコンテンツなくして、良いオウンドメディアは成立しません。Googleアップデートが目まぐるしく行われるなかで、近年は大手企業なども参入し始め、より苛烈を極めているのが現状です。今まで以上に、コンテンツの質が問われています。

順位分析・アクセス解析

制作したコンテンツが、どれほどSEO的に効果があり、CVにつながるのか。正しい分析ができていなければオウンドメディアを持続的に成長へ導くのは難しいでしょう。特に、対策キーワード数が多くなるほど、リアルタイムでどの順位にあるか、手動で計測をするのは困難になります。近年はGoogleアップデートが頻繁に起こるため、月次より週次、3日に1回など、より高頻度に順位分析することで分析の精度も高まります。

サイトメンテナンス・記事更新

自社構築したサイトでコンテンツ管理、またはサイトメンテナンスをするとなると、分析ツールとの連携や記事へのhタグの装飾など、細かいチューニングは自社のプログラマーに都度依頼をしなければならず、反映に時間のかかるケースもあります。そこで活用できるのがCMSツールです。CMSとは、「Content Management System(コンテンツマネジメントシステム)」の略で、Web制作における専門知識がなくても、ホームページのメンテンナンスや記事更新などを簡単に行うことのできるシステムのです。代表例WordPressやWixなどがあります。CMSツールの多くは、プラグインと呼ばれる拡張機能が存在し、手軽にオウンドメディアのUIやUX改善、機能追加を行えます。

オウンドメディア運営でおさえておきたいツールの種類

ここでは、制作サポートツール、競合分析ツール、順位分析・アクセス解析ツール、CMSツールの4つの種類に分けて、それぞれツール例を挙げて紹介します。

制作サポートツール

コピペチェックツール(CopyContentDetector)

コピペチェックツールとは、類似率や一致率といった項目で、コピーコンテンツがないかチェックするツールです。外注ライターや制作会社にコンテンツ制作を依頼している場合に活用できるツールです。文章の言い回しやキーワード含有率などから、類似率や一致率を割り出します。無料でも使うことができ、無料の場合は1回の計測できる最大文字数が4,000文字、有料の場合は8,000文字です。計測にかかる時間はおよそ1〜3分程度。また、無料プランでも1日あたりの回数制限はなく、同時に複数の記事をチェックできます。

誤字脱字チェックツール(Enno)

誤字脱字だけでなく、不自然な言い回しや半角スペース等のチェックも可能。変換推奨の言い回しの提案もしてくれます。登録不要、無料で利用可能です。

書き起こしツール(ボイスレコーダー:オーディオ録音/アプリ)

主な機能は音声録音ですが、書き起こしツールとしても活用できます。最大の特徴が、44の言語に対応していることで、外国語のテレビ会議やイベントレポートの書き起こし、ニュース映像の書き起こしなどにも使えます。また、SNSでの送信やシェアも手軽に行えます。

競合分析ツール

Ahrefs(エイチレフス)

自社サイトだけでなく、競合サイトの上位表示コンテンツや順位変動、被リンク分析、またSNSで話題になっているコンテンツの調査も行うことができます。そのほか、YouTubeにおけるキーワード分析も行うことも可能です。「Backlink Checker」においては、無料で使えますが、その他は有料プランでの利用となります。

SimilarWeb(シミラーウェブ)

SimilarWebは、イスラエル発の競合サイト分析ツールです。競合サイトのランク、アクセス数推移、集客チャネルを見ることができます。有料版にアップグレードすると、最大37ヶ月間の競合データを見ることができます。機能制限はあるものの、無料版でも十分有用で、6ヶ月間分の競合サイトの基本的なデータを見ることができます。

順位分析・アクセス解析

検索順位チェックツールGRC

順位計測ツールです。ボタンひとつで、何百、何千というキーワードを一括で計測できます。Google、Yahoo、Bingなど複数の検索エンジンに対応。Windowsツールですが、Macでも起動させることができます。過去の順位履歴の保存、CSV形式でのレポーティング機能、上位競合分析機能も。対策キーワードは、適宜手動で追加する必要があります。最も高いプラン、アルティメットは2,250円/月ですが、計測サイト数、登録キーワード数、上位競合分析の機能を無制限に行うことができます。

Google Analytics(グーグル アナリティクス)

Googleが無料で提供するサイト内計測ツール。ユーザー数、ページビュー、直帰率、CV数など、サイト分析に欠かせない基本的な項目を分析できます。また、Google広告やGoogleアドセンスなど、他Googleサービスとの連携をスムーズにおこなうことができ、設定次第では、複雑な指標の計測・分析も可能です。

Google Search Console(グーグル サーチコンソール)

Googleが無料で提供するウェブサイトの表示・SEO最適化ツール。Google Analyticsがサイト内分析ツールであるのに対し、Google Search Consoleはサイト外分析、サイトのクリック数、検索結果におけるインプレッション、検索順位など、検索結果におけるサイトのパフォーマンス分析ができます。また、SEO上における設定ミスやエラーを適宜フィードバッグする機能もあり、適切な対処を行うことができます。

CMSツール

Jimdo

ドイツ発のCMSツールで、日本ではKDDIが提供しています。最大の特徴は、選んだテンプレートをドラッグアンドドロップなどで、直感的にサイトの制作ができるところです。そのため、Web制作の専門知識がない担当者でも簡単に扱うことができます。またjimdoにはネットショップ機能があり、機能制限があるものの無料プランでも利用できます。ビジネスプランにすると、Paypal以外に代引き、銀行振込など決済方法が増えるほか、商品点数の制限がなくなります。

WordPress

WordPressは、世界的シェアを持つCMSツールで、2020年のW3Techsの調査によれば、WordPressのシェア率は63.5%と圧倒的首位を誇ります。

出典:W3Techs | Usage statistics of content management systems

WordPressの最大の特徴は、オープンソースであること。オープンソースとは、ソースコードを一般に公開し、誰でも自由に扱える仕組みのことです。これにより、WordPressは日々世界中のエンジニアによって改良され、プラグインと呼ばれる拡張機能、テーマと呼ばれるサイトテンプレートが豊富に存在します。

無料かつ操作の自由度が高いため、商用・非商用問わず、多くの人に利用されています。ただし、基本は自作でサポート体制もないため、応用の効く機能の追加やデザインを設計したい場合、ある程度のセキュリティ対策やWeb制作の知識が必要になります。

Wix

2006年にイスラエルで作られたCMSツールで、2012年から日本でもリリースされました。Jimdo同様、Web制作の知識がなくても、直感的にホームページを制作できます。また、オンライン予約やSNS連携など、オプション機能も簡単に導入することができます。ただし、バックアップ機能がないため、万が一、他のサービスに移行する場合は、そのデータを取り込むことができません。また、一度選んでテンプレートも変更することができないため、もしリニューアルをしたい場合は、ゼロからホームページを作り直す必要があります。

オウンドメディアのツールを選ぶ時のポイント

最後に、オウンドメディアのツールを選ぶポイントについて解説します。「柔軟性」「操作性」「費用面」の3つが選定ポイントとなります。

柔軟性

ツールを導入する場合、自社にマッチした機能があるか、またそのツールを自社に合わせてカスタマイズできるかという点を確認しましょう。特にCMSツールは自社サイトの構築に使うため、この柔軟性が非常に重要です。ただし、柔軟性が高いツールは、ランニングコストが高額であったり、専門的な技術が必要であったりするケースが多いため、専任担当者がいるか、コスト面などとの兼ね合いを見ながら検討しましょう。

操作性

操作性の高さは、作業効率に大きく影響します。また、操作性だけでなく、ツールのフォーラムやサポート体制なども合わせてチェックしておきましょう。フォーラムとは、ツールに関する質問ができる掲示板のことで、有名なツールであれば大体独自のフォーラムが用意されています。

費用面

月額費用はもちろん、導入費用、オプション機能の追加費用もチェックしましょう。また、ツールによっては年間契約にすると、割引される場合もあります。多くのツールでは、上位プランになるほど、多くの機能を使うことが出来ます。最初は、一番下のプランから始め、必要に応じて、プランをアップグレードしていくのがベターです。

効率化ツールを多数活用している専門家@メディア

専門家@メディアでは、130種類1,500名の専門家の方が登録されており、専門家の知見を交えたコンテンツ制作はもちろん、オウンドメディア構築から、競合分析(Ahrefs)、Googleアナリティクスなど分析ツールを使ったアクセス解析、原稿のコピペチェックなど、コンテンツ運用まで対応できます。約10年間、累計1万本の記事制作ノウハウをもとに、円滑な業務遂行を実現します。コンテンツ制作・オウンドメディア構築をご依頼される方は、こちらよりお問い合わせください。

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